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高校女子バレー部 元韓国代表率いるチームと親善試合

 就実高校女子バレーボール部と、元韓国代表チームのエースとして活躍したキム・ヨンギョンさんが監督を務める韓国の女子チームとの親善試合が行われ、本校の選手たちにとって貴重な経験となりました。

 韓国から訪れたのは、キムさんが率いるバレーボールの女子チームで、韓国のテレビ局・文化放送(MBC)の番組の企画として発足しました。キム監督のチームは、日本の強豪校と戦いたいと、本校女子バレー部との対戦が実現しました。

 試合は、2025年8月11日(月・祝)に、本校の第三体育館で行われ、保護者や中学校バレー部の生徒、それに学園の関係者など、およそ 100人が応援に駆け付けました。
 本校の選手たちは、2日前(8月9日)に全国高校総体の準決勝を戦い終えたばかりでしたが、疲れを感じさせない積極的なプレーで会場を沸かせました。

 韓国チームの監督キム・ヨンギョンさんは、韓国代表チームのエースとして活躍し、オリンピックでもチームを2度の4位入賞に導く原動力となりました。2009年からの2シーズン、日本のトップリーグ(Vリーグ)でもプレーしていたことが縁となり、今回の対戦が実現したということです。

 試合の後には、記念撮影やお土産の交換も行われました。またお礼のあいさつをした本校の選手たちに対して、キム監督からは「また会える機会があるでしょう、これからある全国大会も頑張ってください。」と励ましの言葉が贈られました。

 主将の仙波こころさんは、「キム監督は韓国のスーパースターなので、“オーラ”がありました。韓国の選手は、スパイクの威力があったほか、打点や打ち方が日本の選手と違うところもあるなど、良い経験になりました。」と話し、きょうの対戦を、このあとの国スポや春高バレーでの戦いに活かしたいと、意欲を新たにしていました。

 試合の様子は、ことし10月に韓国内でテレビ放送される予定ということです。