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学生と教員が尾道市「志賀直哉 旧居」再生を目指します
2024-07-08
学生と教員が尾道市「志賀直哉 旧居」再生を目指します

広島県尾道市に保存されている「志賀直哉 旧居」を再活用するため、本学の学生・教員が、近畿大学工学部建築学科や尾道観光協会とともに、取り組むこととなりました。
「志賀直哉 旧居」は、尾道水道を望む木造平屋の建物で、志賀は、1912年からおよそ1年をここで暮らし、代表作『暗夜行路』の構想を練ったとされます。2020年3月まで、観光施設として公開されたものの、現在は非公開となっていることから、“復活・再活用”に向けた活動に、本学も力を尽くすこととなりました。

6月22日、現地で開かれたプロジェクト開始のセレモニーには、人文科学部表現文化学科の3・4年生5人のほか、関係者や市民、それに報道各社などから、あわせて50人余りが参加。はじめに、近大工学部の谷川大輔准教授が、学生とともに必要な調査・修復を手がけ、「コミュニティ・ギャラリー」としての再生と、国の登録有形文化財を目指す方針を説明しました。
続いて、表現文化学科の小林敦子教授と生活実践科学科の加藤美奈子教授が、それぞれの専門から「文学の場としての尾道」をテーマに講演。さらに、本学学生が主体となって、「旧居」を拠点とした文学に関わる催しや事業を企画提案し(例えば「文学史跡の散策」「小説や短歌を創作するワークショップ」など)、近代日本文学の研究を深めるとともに、尾道市の文化・観光にも貢献したいと意気込みを語りました。
「志賀直哉 旧居」再生に向けた本学の取り組みについては、今後も引き続き、お伝えしていきます。
これから学生たちも “本格始動” します!